企業向け研修

企業向け研修とは

フレックスコミュニケーションは、コーチングというコミュニケーションスキルをベースに企業の課題解決や目標達成に貢献できる研修を企画・提案します。以下に紹介する研修以外にもカスタマイズした企画をご提供することが可能です。お気軽にお問合せください。

コーチング

主な対象者 管理職・営業職・チームリーダー・メンター・OJT指導者・全般
日程 2日間
時間 15時間
適正人数 12名~24名

セミナーのねらい

ビジネスサイクルが驚くほど早い、市場の予測がつかない、誰も経験したことのない出来事や変化に遭遇する。
そんな中でかつては自分の引き出しにたくさんの答、ノウハウをもって指示命令していた上司も、今は答をもっていません。そのようなビジネス環境の中で、現場で動く部下が成果に結びつく行動を迅速に選択できるようにサポートする、あるいはプロジェクトメンバーから斬新なアイデアを引き出すためには、管理職やチームリーダーは指示命令のコミュニケーションから脱却し、協働型のスキルを身につけなければならないのです。

コーチングとは、相手がゴールを達成するための自発的行動を促進するコミュニケーションスキルです。コーチングによって、目標達成のために必要な行動、障害、プロセスを明らかにし、相手が真の能力をいかせるようにサポートをするのがコーチです。コーチングスキルは、部下の能力を引き出す、プロジェクトを成功に導く、対人関係の円滑化、キャリアプランなど、コミュニケーションのあらゆる場面で利用できます。たとえば「顧客との会話がギクシャクしてしまう」「子供を叱ってしまって後味の悪い思いをしている」「部下と話し合うと思うが、いつも自分だけが話して終わっている」などという人も、コーチングスキルを活かせます。

プログラム

1日目
午前
  • コーチとは
  • コーチングスキル:聴くこと1 (受け入れること)
  • コーチングスキル:聴くこと2 (信じること)
午後
  • コーチングスキル:聴くこと3(ペーシング)
  • コーチングスキル:承認とIメッセージ
  • コーチングスキル:質問
2日目
午前
  • 1日目の復習
  • コーチングの構造
  • コーチングスキル:アドバイス
  • 目標と行動のコーチングステップ
午後
  • コーチングの実際
  • ケーススタディ
  • コーチングを日常で生かす

※ セミナーはワークショップスタイルです。 ダイアッド・トライアッド・グループワークなどで進んでいきます。

コーチング研修 企業内インストラクター養成

主な対象者 人材育成担当者 企業内講師
適正人数 1名から

セミナーのねらい

企業価値を高める、あるいは風土を改革するためにコーチング研修を導入する企業が増えています。
しかし、マネジャーが基本的信頼関係をつくり、循環型のコミュニケーションをもち、目標達成のフローに従って面談ができるようになるまで時間がかかります。今、変革を迫られている企業は、長期的にコミュニケーションを変えていく取り組みに入りました。そこで、外部講師によるコーチング研修以外に、社内インストラクターによるコーチング研修の必要性が高まりました。社内インストラクターならではのフットワークをいかして、事業所ごとのコーチング研修を行なうなど、社内インストラクター主導のコーチング風土づくりが始まっています。

(株)フレックスコミュニケションは、コンテンツの開発・インストラクショナルスキル習得・テキストの製作で企業内インストラクターを強力にサポートしています。

企業内インストラクター養成の流れ

企業内インストラクター養成の流れ

費用概算比較

新任課長400人を対象に2日間のコーチング研修を導入した場合
新任課長400人を対象に2日間のコーチング研修を導入した場合

コーチングとキャリアビジョン

主な対象者 管理職・キャリアの浅い社員・全般(女性のみの催行可)
日程 2日間
時間 15時間
適正人数 12名~24名

セミナーのねらい

セミナーでは、コーチングの意味、仕方、注意点などを最初に習得し、参加者がペアになってコーチングを行ないながらキャリアを考えていきます。コーチの役割を果たすことによりコーチングスキルが身につき、話し手は自分の内面からの気づきを得ることができます。キャリアビジョンでは、エンプロイアビリティ、キャリアを取り巻く環境の変化、自分の市場価値など自分のキャリアについて意識化します。セッションで、自分の働く目的、強み、改善点などについて深く考え、自分というものを見つめなおす機会となり、ひいては、今後やりたい仕事の明確化、節目ごとのキャリアプラン、必要な自己資源などのキャリアビジョンを形成します。

管理職・リーダーが学ぶことで、部下のキャリア形成のサポートができ、離職率が下がるという効果もあります。

プログラム

1日目
午前
  • コーチングスキルとは
  • コーチングのインターナル環境
  • コーチングスキル「聴くこと」
午後
  • コーチングスキル「承認」
  • コーチングスキル「ペーシング」
  • コーチングスキル「質問」
  • コーチングロールプレイ
2日目
午前
  • コーチングの構造
  • エンプロイアビリティ
    キャリアを取り巻く環境の変化
    自分の市場価値
午後
  • キャリアビジョン
    発揮能力の自己分析・私の強み/改善が必要な点
    やりたい仕事の明確化・節目ごとのキャリアプラン
  • 私のライフプラン

メンタルヘルスケア

主な対象者 管理職・チームリーダー・メンター・OJT指導者・全般
日程 1日間
時間 7.5時間
適正人数 24名

セミナーのねらい

「職場のメンタルヘルス」を効果的に行なうためには、働く人のメンタルダウンの原因となっているストレスを減らすことと、人間関係を良くするコミュニケーションが重要となります。しかし、現状を見ると管理職はメンタルヘルスケアに対する知識や、部下をサポートできるスキルをもっていません。管理職の的外れな慰めや激励がかえって部下のストレスの大きな原因になってしまうことがあるのです。そこで管理職は部下のストレスを軽減するために、部下の気持ちを「聴く」スキルを身につけることが必要です。さらに管理職のサポートによって、部下が自分の心に目を向け、ストレスの原因を解決し、生き生きと仕事ができれば、それは管理職にとってのセルフケアにもなるのです。「職場のメンタルヘルス」向上は働く人たちの“心の健康”を守り、効果的なコミュニケーションによって築かれた人間関係を通して、生産性の高い職場環境をつくりあげます。

プログラム

1日目
午前
  • メンタルヘルスケアは誰に必要なのか
  • 自分のストレスの原因(ストレッサー)を知る
  • Self分析結果の検証
  • ストレスの影響を受けやすい性格傾向
午後
  • 部下のストレスを減らすために、管理職ができること
  • 部下のメンタルダウンをキャッチする
  • 部下が「話しやすい環境」をつくる
  • 効果的なコミュニケーション・スキルを身につける
  • 管理職ができるメンタルヘルスケアの限界
  • 部下の行動が管理職のストレスになったときの対処法

プレゼンテーション

主な対象者 経営者・管理職・営業職・研究職・社内講師・全般
日程 2日間
時間 14時間
適正人数 8名

セミナーのねらい

日本人は、口頭での表現力が未熟です。知識を細かく詳しく伝えることがいいプレゼンであると誤解しているからです。人前での話し方はむやみに言葉を並べればいいのではありません。プレゼンの聴衆はそれぞれに思惑をもって訪れます。内容が優れていても、聞き手のこの思惑に応えなければ、聞く気は持続しません。プレゼンの早い段階で、聴衆全員の心をわしづかみにして、最後まで「聞く気」を持続させるプレゼンの構成とテクニックを学びます。また、話し手が自身の内面、外見の管理を学ぶことで、緊張感の対処の仕方、聞き手に受け入れられる態度や話し方が身につきます。聴衆の質問や反対意見にも余裕をもって答えられるようになります。

プログラム

1日目
午前
  • プレゼンとは
  • 聴衆をアクティブにする
  • 3分で掴む
午後
  • 表現を吟味する
  • 聞きたくさせるスキル
    アイスブレーキング・アクティビティ
2日目
午前
  • ボディ・クロージングの構成
  • 質問・異論対応
  • 自分自身をチェックする
午後
  • プレゼンテーション実演

ホスピタリティマインドをことばに

主な対象者 接客業・サービス業
日程 3日間
時間 18時間
適正人数 20名

セミナーのねらい

私たちは、大切な情報、自分の思いを、主に言葉を通して相手に伝えます。受け取る人は、相手の知性、価値観、人間としての深さなどを人は言葉を通して判断しています。ところが接客時には、敬意を過剰に表現したために肝心の情報が伝わりにくくなったり、逆に言葉づかいや発音がだらしないために、せっかくの「ようこそ」の気持ちが伝わらなかったりしています。このセミナー受講で、お客さまに「大切にされている」と感じていただけることばづかいを知り、ナチュラルに話せるようになると同時に、お客さまが不快に感じることばを排除できるようになります。また、美しい発音・発声・抑揚でホスピタリティ・マインドを表現し、信頼感や高級感をお客さまに伝えられるようになります。

プログラム

PHASE 1 マインド
1
  • マインドと言語の関係
  • ホスピタリティ・マインドが伝わりにくい場面
  • お客さまの物語
PHASE 2 言語
2
  • 言語の移り変わりと接客用語
  • マニュアル用語で排除すべきことば
  • 若者ことばの背景と社内教育
  • 過剰敬語・不要語など
PHASE 3 表現
3
  • 美しい発音でNobleな接客を
  • 美しい発声でLuxuryな接客を
  • 美しい抑揚でHeart fullな接客を

メディア対応セミナー

主な対象者 経営者・広報担当・事業所長など
日程 2日間
時間 12時間
適正人数 4名

セミナーのねらい

このセミナーでは、主に企業の不祥事・トラブルなどのメディア対応に関して伝えます。企業側の真意をマスコミを通して消費者に届けるのは非常に難しいことです。

さらに企業危機のときは「体質」を見抜かれます。ですから記者会見では、「私どもの過去の健康診断データも全部見せます。これからはこのように体質管理に気をつけます」と覚悟を持って出すことが必要なのです。そのシナリオの準備の仕方、視聴者に不快感を与えない記者会見の仕方について学びます。

「体質そのもの」を日常的に管理していない会社や、反社会的な行為をすでにしていて、それを隠蔽したいと考えている経営者にとってこのセミナーは参考にはなりません。

プログラム

1日目
午前
  • メディアの特性を理解し、初期対応で誤らないために
  • 情報の一極集中化
  • メディアが追及するところを知る
午後
  • 会社の代表としてのケーパビリティを上げる
  • 事実の確認とシナリオの作成
  • 責任回避しよう・隠蔽しようとしている自分の心理に気づく
2日目
午前
  • 記者会見でのプレゼンス管理ができるようになる
  • 視聴者の反感を招くプレゼンスを排除する
  • 使ってはいけないフレーズ、服装、質問対応などを知る
午後
  • 記者会見実演
  • 平時の対応

メディア対応セミナー DVD 「いい記者会見・悪い記者会見」販売中

悪い記者会見はどこがまずいのか、事例で解説。
反感をもたれにくい記者会見はどこが違うのかが学べる。
18分29秒 10,000円

会社名・担当者名・メールアドレス・電話番号・お届け先を明記の上、お問合せからお申込みください。
当社から確認のメールをお送りします。

SEのためのヒアリング力向上

主な対象者 SE・プログラマー・IT系企業営業職
日程 2日間
時間 14時間
適正人数 20名以内

セミナーのねらい

技術だけでは顧客の満足度は上がりません。顧客の不満の大きな原因は人的対応にあるからです。また顧客の隠れた課題を引き出すことができなければ真の課題解決をすることはできません。この研修は、技術者や専門家が陥りがちなプロダクトアウト的な対応から顧客の立場に立ったコミュニケーションへの転換を目指します。「聴く」というコーチングスキルをいかしながら顧客との打合せ場面などで信頼関係を築くCSを高めるコミュニケーションスキル研修です。

プログラム

1日目
午前
  • 企業衰退と顧客の不満
    顧客の不満が及ぼす影響
    自社の顧客不満
午後
  • ヒアリングのインターナル環境
  • コーチングを使ったヒアリングスキル
    ペーシング
    傾聴
    質問
2日目
午前
  • スキルの復習
  • ヒアリング情報のカテゴライズ
午後
  • メンタルモデルの更新
  • 行動計画の作成

研修カスタマイズ事例

フレックスコミュニケーションでは企業の課題にあわせて研修を企画します。

研修導入企業様の声

株式会社タカラトミー

おもちゃは、子供たちの遊び体験、創造体験、様々な感動体験を拡げられる媒体です。 そして多くの感動体験は、子どもたちの成長に多大なる影響を与え、健やかに育てます。 そして私たちは、そのような素晴らしいおもちゃを子どもたちに提供していくことに誇りと使命感を持っています。 そんな私たちが、素晴らしいおもちゃを生み出していくためには、たくさんのアイディアが必要であり、アイディアが湧き出てくるような風土作りが欠かせません。そのような風土作りを実現するために、フレックスコミュニケーションにコーチング研修をお願いしました。 受講者に「とにかく話してもらう。使ってみてもらう。気付いてもらう。」研修の進め方はとてもわかりやすく効果的でした。 アイディアがアイディアを呼び、拡がっていく、そんな風土が出来ていけばと今後に期待しております。

藤田観光工営株式会社

企業の活性化にとって重要なことの一つに社員のコミュニケーションの円滑化があります。いろいろな研修を受講させてもいまひとつうまく行かなかった人間関係が、フレックスコミュニケーションのコーチング研修を受けることにより上司・部下の信頼関係が高まり、社内の風通しが良くなったことが実感されます。又、継続して受講したコンピテンシーによって一人一人の行動基準や目標設定が明確になりその結果として業績向上という大きな成果を生んでくれたと思います。

パイオニア株式会社

デジタル家電業界は価格競争に代表されるように極めて厳しい環境下にあります。開発スピード、難易度、特許競争などビジネスを取り巻く課題はいずれも重く、社員は一瞬の油断が即「負け組み」につながる危機感を背負って日々仕事にあたっています。このような中で、まずは乾燥しがちだった上司と部下のコミュニケーション回復を目的にコーチングを取り入れました。まだ実践を開始したばかりですが、フレックスコミュニケーションの研修を受けた結果、普段意識していなかった多くの気づきがありました。これが活動の原動力になって徐々に活動の輪が広がっています。弊社ではメーリングリストを活動の広場にして成功例や失敗例などの情報を共有し、実践に役立てています。

JALグループ

様々なアンケートや聞き取りにより、管理職の『傾聴力』や『面談スキル』が低い点が気になり、若手管理職にコーチング研修を実施しました。フレックスコミュニケーションには以前から研修をお願いしており、今回もプログラムを相当作りこんでいただきました。「自分は今までこんな風に面談されたことはなかった!」「いつも5分で終わっていたけど30分あっても足りない」と多くの受講生が嬉しい悲鳴をあげ、そのスキルの習得を喜んでいました。通り一遍のコーチング研修ではなく、事務方の想いを汲んで結果を出してくださる講師に感謝しています。理論あり、実習あり、笑いあり、成果ありのいい研修でした。